【堺孝行】ダマスカス63層の牛刀包丁のおススメと感想

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料理

「切れる包丁を買いたいけど、何を買えばよいのか分からない。」
「プロの料理人はどんな包丁を使っているんだろう?」
「切れ味もそうだけど、カッコよさも必要だよね!」

こんなの想いを持っていませんか?
私は2015年に料理の世界に入り、「腕は無いからこそ、毎日使う包丁くらいは良いものにしよう」と思い、包丁で有名な”堺”を選びました。

買ってから5年経っていますが、今でも現役の思い出深い包丁です。
現役プロが5年間使用した、堺孝行 ダマスカス63層鋼の包丁のおススメする理由と感想です。

包丁の堺孝行

「包丁と言えば堺」というのは聞いたことありませんか?
大阪府の堺市にある(株)青木刃物製作所さんです。

堺打刃物という堺市や大阪市周辺地域で発達した鋳造技術と研ぎの技術で堺の包丁を作っています。
600年という堺打刃物の伝統を受け継ぎ、今でも最高の包丁が世の中に出ています。

刀を作る要領で包丁を作る為、美しさと切れ味を兼ね備えています
日本はもちろん、海外でも人気なのが堺の包丁です。

使われている金属

ダマスカス鋼

古代インドで開発された、木目状の模様が特徴的なウーツ鋼という鋼。
今では製造できないであろう鋼の別名です。

現代のダマスカス鋼というものは、違う種類の金属を重ね合わせ包丁を鍛えています
何層にも重ねることにより、ダマスカス鋼の最大の特徴の木目状の模様を浮かび上がらせています。

モリブデンバナジウム鋼

芯材にモリブデンバナジウム鋼(MV鋼)という、医療メスにも使われているサビにくく、切れ味も良い鋼を使っています。
サビにくいことで海外でも人気があります。
研ぎの頻度も少ないくて良いので、メンテナンスが楽です。

おススメする理由

MV鋼とダマスカス鋼を使い、堺孝行のダマスカス63層鋼の包丁は出来ています。
真ん中にMV鋼を1つ。
ダマスカス鋼の31層でMV鋼を挟むことにより、合計63層になります。

63層のほかに33層や17層のダマスカス模様の包丁があります。
私は33層や17層より、63層の方が模様が細かくキレイだったので63層を選びました。
33層以下はVG10という鋼なので、MV鋼とは切れ味が違うのも選ばなかった理由です。

切れ味はMV鋼の切れ味なので、ただただ切れ味を重視するなら鋼の青を選べばよいでしょう。

しかし仕事する上で重要なのはテンションも必要です。
駆け出しの頃に、堺孝行のダマスカス63層鋼の包丁を買い、キレイな模様を見るたびにテンションが上がったのを覚えています。
今でもテンションはもちろん上がります。
私は現場でペティナイフ120mm牛刀240mmを使っています。

まとめ

切れ味のみを重視するなら、切れる包丁はたくさんあります。
しかし美しさを求めるとどうでしょうか?
模様が入っていないシンプルさに美しさを見出すのも分かります。
しかし私はこのダマスカス模様にホレたのです。

切れ味と美しさ、この2つを求めた答えが 堺孝行のダマスカス63層鋼の包丁でした。
買って後悔はありません。
切れ味もきちんと研げば、少し当たっただけで手のひらや指は普通に切れます。
切れ味も抜群です。
包丁の研ぎ方の記事はこちらです。

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