オムレツを作りたいのに巻くことが出来ない。
巻く練習をしているのに、上手く巻けない。
色んなオムレツの動画を見たり勉強したりしているのに出来ない
そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・オムレツが巻けない5つの理由
・オムレツの作り方のコツ
・オムレツの練習方法
この記事を書いている僕は料理人歴7年の現役シェフ。
オムレツを巻けなかったときに、これさえ知っていれば…!というのをまとめています。
YouTubeに料理動画と解説を載せているので、文字だけでは分かりにくい!動画を見たい!と詳しく知りたい方はリンクを貼っておきますので、そちらもどうぞ。
YouTubeはこちら。
オムレツが巻けない5つの理由
![](https://www.zaki-blog.net/wp-content/uploads/2021/06/XBKS8446-1024x576.jpg)
オムレツが巻けない理由は5つあります。
フライパンにくっついている
玉子に火が通らなさすぎ
フライパンの大きさと卵の量が合ってない
そもそもトントンにこだわり過ぎている
オムレツを巻くときのフライパンの角度が甘い
オムレツが巻けない主な理由はこの5つになります
順番に解説していきましょう。
フライパンにくっついている
オムレツを作るときは、卵がフライパンから外れないと卵は巻けません。
鉄のフライパンを使っても良いですが、扱いが少し難しいので、慣れていない場合はテフロンのフライパンを使いましょう。
ただし、テフロンが剥がれているものは意味がないのでダメです。
というかテフロンが剥がれたら、買い替えて下さい。
玉子に火が通らなさすぎ
卵に火が通りなさすぎると、とんとんしたりして巻いている時に、液体の状態の卵がふちにへばりつきます。
オムレツを巻くときは、フライパンの淵の卵を外れるようにしてから巻くので
はがした後にまた縁に卵がくっ付くと、フライパンから剥がれなくなり、卵が巻けません
フライパンの大きさと卵の量が合ってない
フライパンの大きさに対して卵の量が適量じゃないと、難易度が上がります
少なすぎるとすぐに火が通り、半熟じゃなくなる。
量が多すぎると、卵の合計の重量が増すので、巻くときの力加減が難しくなるので
形を作るのが難しくなります
ただ巻くときの個人の好みがありますので、、卵が多い方が巻きやすい人もいれば、
少ない方が巻きやすい人もいます
もし、卵3個でオムレツを練習していて、上手くオムレツが出来ないなら
2個に減らして挑戦してみてはどうでしょう?
逆もまたしかりです
そもそもトントンにこだわり過ぎている
オムレツって、とんとんするのが目的じゃなく、卵の形を整えるのが本来の目的です
煽ってトントンでも良いし、煽らずトントンしても卵が巻けるならOKです
もっと言うなら、トントンしなくても形を整えれるなら、トントンしなくて良いです
手首を返すだけで形を作れるなら、トントンしなくても良いです
最後にひっくり返すときも、ゴムベラを補助に使い、出汁巻きを作るときのようにひっくり返してもいいんです
現場で求められるのは、トントンできるかではなく、キレイに美味しいオムレツを作れるか、です
オムレツを巻くときのフライパンの角度が甘い
手首の位置より下にフライパンを傾けないと勢いが足らなく
卵を巻くのが難しくなります
オムレツを巻くときはフライパンの先を手首より下げてから巻きましょう
オムレツの作り方のコツ
![](https://www.zaki-blog.net/wp-content/uploads/2021/06/17407e35cc406afec347b64157886efc-1024x576.jpg)
フライパンはテフロンのものを使いましょう。
オムレツを作るときに何より大事なのは、フライパンから卵が剥がれることです。
オムレツは薄焼き卵の中に半熟のスクランブルエッグが入っているイメージです。
卵を入れたら、すぐにかき混ぜて半熟のスクランブルエッグを作ります。
半熟になれていないなら、固めのスクランブルエッグを作るとオムレツを巻くときの難易度が下がります。
最初は無理せず、固めのオムレツを作り、巻くときの成功体験を積みます。
慣れてきたら、段々と半熟に近づけていけば良いのです。
トントンにこだわらずに自分が巻きやすい方法で巻くのも良いです。
僕はトントンせずに手首のスナップだけでオムレツを作ります。
YouTubeの動画を見てもらえれば分かる通り、オムレツを巻くときはトントンしていません。
オムレツの練習方法
![](https://www.zaki-blog.net/wp-content/uploads/2021/06/dcd7efa7f9ea4785a0ea29a7523da077-1024x576.jpg)
オムレツを巻く練習はポリ袋を使う
スーパーなどで買い物台に備え付けられてるやつでいいです。
これに水を200cc入れて、口を結んで余分な部分は切ります
この結び目をオムレツを畳んだときの折り目だと思って、フライパンを煽ります。
結び目を中心からズレずに、1周させることが出来たならOKです。
これで習得できるのはフライパンを煽ったときに食材があらぬ方向に飛んでいかないようになるだけで
すぐにオムレツが出来るようになるわけではありません。
卵を使うのが1番練習になりますが、それだともったいないので、これである程度の感覚を身に付けます。
出汁巻きを作れるようになる
出汁巻きの巻く技術は、オムレツを最後ひっくり返すときのフライパンの煽り方といっしょです
何回も卵を巻くので、練習の回数が多くなります
失敗する原因を突き止め、オムレツの練習もしたのならあとは実践するだけです。
いきなりは成功しないかもしれませんが、がむしゃらに練習するよりはるかに早く
オムレツを作れるようになること間違いありません
まとめ
いかがだったでしょうか。
上手くオムレツを巻けるようには練習が必要ですが、失敗する原因を意識して練習するのとしないのとでは、上達スピードは段違いです。
この記事がオムレツの巻き方で悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
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