【炊飯器で簡単】ローストビーフの作り方【プロの味】

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肉料理

「美味しい料理を作りたいけど、出来るだけ手間をかけたくない」
「おもてなしで見栄えが良い料理を作りたいけど、難しいのはちょっと…」

クリスマスやパーティーでローストビーフを作って、みんなを驚かせてみませんか?
炊飯器を使えば、自宅でも簡単に売っているようなローストビーフを作れます。

簡単なローストビーフの作り方

タンパク質は加熱すると54℃から変質します。
54℃で適切な時間で加熱を続けると、1番柔らかでジューシーなお肉の出来上がりになります。
プロはウォーターバスやスチームコンベクションを使い、デジタルで火入れします。

自宅ではそんな機材はないので、代わりに炊飯器を使います
お米を炊くしか出来ないと思っているあなた。
炊飯器は使い方を知っていれば、優秀な加熱調理機です。

肉を常温に戻す

冷蔵庫から肉を出してすぐに、肉は焼きません。
常温で30分置いておきます

中心温度が冷たいままだと、肉の外側と中心の温度差があり過ぎて、肉に均一に火入れが出来ない為です。
フレンチでは常温に戻すことをシャンブレと言います。

常温に戻すときに、塩を肉の全面に振りかけます。
塩の量は肉の重量の1%を目安にします。
人間の舌は冷たいものを食べるとき、塩加減が薄く感じます。
ローストビーフは冷たい状態で食べるので、少し強めの塩加減にします。

肉を焼く

油脂をひいて肉を焼きます。
油脂とは、牛脂やサラダ油、オリーブオイル、バターetc…
あなたの好きなもので良いです。
私はバターを使い、肉を焼いていきます。

火加減は強火で、美味しいそうな焼き色が前面に付いたらOKです。
よく焦げ目が付くまでなどありますが、焦げの度合いは個人で違います。
どの食材でもそうですが、あなたが美味しそうと思う色が食材に付けば大丈夫です。

炊飯器で火入れする

炊飯器に60℃~70℃のお湯を入れます
温度計があれば60℃で炊飯器に入れます。
温度計が無ければ鍋を加熱しているときに、鍋底から気泡が出始めれば60℃くらいなので、気泡を目安にします。

焼き色を付けた肉をZiplocやポリ袋に入れます。
袋を水を張ったボウルにつけ、袋の中の空気を抜いて真空状態にします
袋に中に水が入らないように気を付けて下さい。

炊飯器を保温モードにして、肉を入れた袋を湯せんにして蓋を閉めます。
肉の大きさにもよりますが、300g前後で時間は60分程度です。

肉を冷ます

加熱が終われば、袋ごと氷水に漬けて冷却します。
粗熱が取れれば、袋ごと冷蔵庫で保存します。
肉が温かい状態だと、薄切りにしにくいし肉汁も出るので、今すぐ食べたい気持ちを我慢しましょう。

30分から1時間ほど冷蔵庫に入れて置いたら完成です。
袋から取り出して薄切りにして食べましょう。
万が一火通りが甘い場合は、もう1度加熱しましょう。

ソースはわさび醤油が簡単で美味しいです。
肉とわさびは意外と合います。

まとめ

時間さえあれば、意外と簡単に出来るローストビーフ。
簡単、美味しい、見た目が良いと3拍子揃っています。

ご家庭でプロの味を楽しんでください。

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