もうパサつかない鶏むね肉【1番美味しい食べ方】

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肉料理

鶏むね肉はパサついて美味しくない。
火を通したらパサついて仕方がない。

鶏むね肉は安いけどパサつくってよく聞きます。
でも鶏むね肉がめちゃくちゃしっとりしてジューシーなのを想像してみて下さい。
美味しそうじゃないですか?

そこで現役シェフの私が、パサつかない鶏むね肉の調理法をご紹介します。

パサつかない鶏むね肉の作り方

コラーゲンが変質する温度が54℃からです。
理論上54℃で肉を加熱すると、とてつもなくジューシーな肉の完成です。
この考え方はどの料理にも当てはまります。

しかしプロの現場ならともかく、ご家庭では54℃で加熱をするなんて面倒ですよね?
大丈夫です。ほったらかしで鶏むね肉を加熱する方法をご紹介します。

鶏むね肉は湯せんする

フライパンで鶏むね肉を焼くのは、時間もかかり、鶏むね肉の状態を見極めるのが難しいです。
1つの料理に掛かりっきりになるのも効率が悪いです。
鶏むね肉を湯せんすれば、時間が来るまでほったらかしで大丈夫です。

用意するもの

  • 沸騰したお湯3L
  • 鶏むね肉2枚
  • ビニール袋

鶏むね肉は1枚でも良いですが、スーパーで鶏むね肉を買うと恐らく2枚1パックだと思います。
鶏むね肉を3枚1度に湯せんする場合は、お湯の量が5Lは必要になるので、ご家庭では1度に作る量は2枚までにしておきましょう。

初めに

最初に沸騰したお湯を3Lほど用意します。
沸騰したら火を止めて下さい。

塩を振る

ステーキなどを焼くときは、肉を常温に戻すのがプロのひと手間です。
今回の鶏むね肉は冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態で大丈夫です。
皮が付いたままの鶏むね肉に、塩をまんべんなく全体に振ります

ビニール袋に入れる

ビニール袋に塩を振った鶏むね肉を入れ、沸騰直後のお湯にビニール袋ごとドボン
加熱時間は1時間。食材を入れ、お湯が溢れる場合は少しお湯を減らしてください。


時間が来たらお湯からビニール袋を引き上げて、中心まで火が通っているか鶏むね肉を半分に切って確認します。
ビニール袋の中に、鶏むね肉から出てきた出汁があります。
旨味の塊なので、何か他の料理を作るときに足してあげましょう。


出来上がった鶏むね肉は熱い状態で食べても良いですし、冷蔵庫で冷やして冷たい状態で食べても美味しいです。
鶏むね肉を冷蔵庫で冷やした後、レンチンなどして加熱すると鶏むね肉はパサつくので、熱い状態で食べれるのは出来立てだけです。

まとめ

今回ご紹介した作り方で私は4年以上鶏むね肉を調理しています。
鶏むね肉は安くて美味しい。筋肉を育てるのにも役立ちますので、まさに一石三鳥です。

作り置きしておけば、食卓の1品として1皿出来ますので、ご家庭でも大活躍です。
マヨネーズを添えてポン酢と一緒にお召し上がりください。
シンプルに塩コショウだけでも美味しいです。

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