【プロが解説】本当に美味しいペペロンチーノの作り方 乳化のコツ

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料理

ペペロンチーノを作るとイマイチ美味しくない、物足りないな~と思うのは、作り方が間違っているからです。
プロの間でもペペロンチーノは1番難しいパスタと言われています。
その理由としては、使っている材料が少ない為、味付けが難しいからです。
キチンとした作り方を学べば、美味しいペペロンチーノを作れますので、最後までお付き合いください。

ペペロンチーノのとは?

ペペロンチーノの正式名称は、アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ。
直訳すると、にんにくと油と唐辛子のパスタです。

この材料だけで美味しく作るのはプロでも無理です。
必ず他の材料を入れて、味を補完します
私も他の材料を必ず入れます。


金に糸目を付けず、最高のにんにくと油と唐辛子を揃えて作ると別かもしれませんが、私は出会ったことがありません。

ペペロンチーノのレシピ(1人前)

  • お湯:1L
  • 塩:お湯に対して3%(味見してしょっぱければ良い)
  • パスタ:80g


  • 国産にんにく:1片(みじん切り)
  • 唐辛子:1本
  • アンチョビ:1枚
  • オリーブオイル:90cc(材料全てを炒めれる量)

このレシピをベースにして、野菜や肉を入れていきます。
今回はいつでも手に入るキャベツ(1口大にちぎる)と豚肉(スライス)を入れていきましょう。


にんにくは中国産が安いですが、国産のにんにくで作ったものとは、天と地との差があります。
美味しく作りたいなら国産にんにくを使いましょう

先にソースを作っておく

フライパンににんにくと唐辛子、アンチョビ、オリーブオイルを入れて最小の火加減で炒める
にんにくが焦げる寸前(難しければ茶色になれば良い)で火を止める。
余熱で焦げていくので、水(お玉半分くらい)を入れてフライパンの温度の上昇を止める
ここで一緒にキャベツ(1口大にちぎる)と豚肉(スライス)入れると、余熱で食材に火が入ります。
にんにくが色づく前に肉と野菜を入れると、肉と野菜の水分が出て、にんにくが色づきません。

これでソースの元は完成です。
パスタを茹でながらソースを作るのは難しいので、ソースを作ってからパスタを茹でれば、慌てずにパスタを作れます。

パスタを茹でる

お湯に対して3%の塩を入れます。
塩を入れてパスタを茹でると、パスタに塩味が入り込むのとパスタの塩味を引き出す効果があります。
お湯だけで茹でたパスタは本当に美味しくないです。
必ずパスタを茹でる時は、塩を入れましょう。

茹で時間はパスタの表記の2分ほど前にします。
最後の2分は、フライパンのソースでパスタを茹でて、パスタにソースを吸わせます。
こうすることでパスタにソースの味が馴染みます。

ソースの元を乳化させる

乳化とは油と水分を無理やり混ぜ合わせることです。
実際に水と油は混ざりませんが、見た目は混ぜ合わさったように見えます。
ドレッシングが良い例です。ドレッシングをかける時に容器を上下に振った後に使うと思います。
あのドロッとした状態をフライパンの中でも起こします。

パスタを表記の茹で時間の2分にフライパンに移します。
パスタに付いている茹で汁でソースを作るので、パスタから滴るお湯をザルで切らなくて良いです。
お湯が滴ったままフライパンに移します。

フライパンを回しながら強火にかけます
段々と水分が飛んでくるので、フライパンを手前に傾けた時に、ドロッとしていたら乳化の完成です。
ドロッとしていなければ、まだ火にかけます。

水分を飛ばし過ぎた場合や水分が足りない場合は、水を少し足します
茹で汁を足しても良いですが塩が入っているので、入れすぎると塩辛くなり取り返しがつきません。
無難に水で良いでしょう。

乳化が出来たら完成なので、お皿に盛り付けます。
色見でパセリを散らして、EVO(エクストラバージンオイル)を回し掛けて実食です。

まとめ

おそらく乳化が難しいポイントですが、水分を多めに入れ、フライパンを回しながら強火にかけていくとドロッとするポイントがあります。
1度でも乳化が出来れば、次からは簡単に出来るでしょう。
裏ワザとしてバターを1口大サイズを入れれば、簡単に乳化でします。

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