ステーキを焼きても失敗して美味しくない
美味しいステーキの焼き方を知りたい
値段は安いけど、出来るだけ美味しく食べたい
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
1.ステーキの失敗の原因
2.美味しいステーキの焼き方
3.安い肉を美味しくするには
この記事を書いている私は、ステーキ専門店に2年、料理人歴6年の現役シェフです。
こういった私が解説していきます。
1.ステーキの失敗の原因
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肉を焼くときにこんなことをしていませんか?
肉を焼く温度が適切でない
ステーキを焼くときは温度が大切です。
肉は54℃から肉汁が出始めます。
焼き過ぎると、肉汁が出過ぎてジューシーさが無くなったステーキになってしまいます。
冷蔵庫から出してすぐに焼く
冷蔵庫から出してすぐに肉を焼いていませんか?
冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉を適当に焼くと、肉の中心と表面とで焼きムラが出来ます。
そのため表面上は美味しそうに見えても、切ってみると中心が生焼けということが起きます。
焼き終わるとすぐに切る
ステーキを焼き終わってからすぐに肉を切っていませんか?
焼いてからすぐに肉を切ると、断面から肉汁が溢れてジューシーさが失われます。
2.美味しいステーキの焼き方
![](https://www.zaki-blog.net/wp-content/uploads/2020/09/ashley-byrd-YlXvFvfybao-unsplash-1024x682.jpg)
ここからは美味しいステーキの焼き方をご紹介します。
時間をかける
ステーキを焼くときは、冷蔵庫から取り出してすぐには焼きません。
肉が手の大きさのサイズで、厚みが1~3cmの肉なら15分程常温に置きます。
肉の温度を常温に戻しておくことにより、焼きムラが小さくなるためです。
塩を振る
料理に絶対はないので、考え方は人それぞれですが、肉を常温に戻すときに塩を肉の全面に軽く振ります。
塩を振ることにより、肉の余分な水分を出して、塩味を肉に馴染ませるためです。
表面を高温で焼く
フライパンに油を引いて、油が限界まで強火で温度を上げます。
フライパンから煙が結構出ますが、気にしません。
この高温で、肉の表面を全面焼きます。
美味しそうな焼き色が全面に付くまで強火のまま焼きます。
アルミホイルで包む
高温で肉の表面を焼き終われば、アルミホイルで包み余熱で火を入れます。
余熱でじっくり火を入れることにより、断面がロゼ色のミディアムレアのステーキが出来ます。
火通りを確認する
火通りを確認するには、ステーキの中心を指でプニっと押します。
ゴムボールくらいの弾力で、指を押し返して来るのが目安です。
さらにステーキの中心を指でグイっと押し込んだときに、赤い肉汁が出てきたら火通りは完璧です。
ただし、この指を押し込む確認は1度しかできないので注意してください。
3.安い肉を美味しくするには
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安い肉を美味しく食べる方法をご紹介します。
すりおろし玉ねぎに漬ける
玉ねぎにはタンパク質分解酵素が含まれているので、肉が柔らかくなります。
漬け時間は30分程で、肉が見えなくなるまでの玉ねぎの量は必要ないです。
ところどころに、すりおろし玉ねぎを掛ける程度で十分です。
他にも色々と肉を柔らかくする方法はあります。
炭酸水に漬けたり、マイタケを使ったりetc…
どのご家庭で冷蔵庫にあるといえばたまねぎではないでしょうか?
使すりおろした玉ねぎは、ソースにも無駄なく活用できますしね。
また玉ねぎに漬けなくても、美味しいステーキの焼き方を実践すれば、安い肉でも美味しく食べれます。
ステーキを焼くときは、表面を高温で焼き、表面全てに焼き色が付けばアルミホイルに包む。
そのまま余熱で火入れをすれば、ミディアムレアのステーキが出来ます。
これさえ覚えていれば美味しいステーキは簡単に出来ます。
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